なぜ、再び育鵬社の教科書が採択されてしまったのでしょうか?

 

 

  2011年の夏に「公民」・「歴史」で育鵬社の教科書が採択されてから、私たちはさまざまな形で市民運動を展開してきました。育鵬社採択後からはじめた市民の集い(学習会)は10回を数え、2015年に入ってからは、「教科書採択に当たっては、現場の先生や保護者の意向を尊重してもらいたい」と署名運動も展開し、地域でのミニ学習会の開催や教科書展示会での意見書提出にも参加してきました。

 こうして迎えた2015年夏。54千筆の署名をバックに今度こそ市民の意向は反映されると信じていました。54千筆という数字は、藤沢市の有権者数の約15%に当たるもので、私たち市民の意向は当然尊重されるべきと考えていました。

 ところが、たった5名で行われた教育委員会の審議で、再び育鵬社の教科書が藤沢の子どもたちにふさわしいものと決められてしまいました。

 

Documents 教科書採択2015