藤沢市の小学校で学ぶ教科書が決まりました

7月31日(水)14時から来年度から4年間使用する教科書を決める教育委員会が開かれました。傍聴希望者は定員の100名でしたので、全員傍聴ができました。

以下の教科書を来年から4年間使用します。

国語―光村 書写―光村 社会―教出 地図―帝国 算数ー東書 理科ー大日本 生活ー東書 音楽―教芸 図工ー開隆堂 家庭ー開隆堂 保健ー学研 英語ー東書 道徳ー光村、

各小学校の調査研究である「教科用図書調査書」の結果と審議会の答申(審議のまとめと議事録)を重んじるという発言がたびたびあり、多くは専門家である現場の教員が良いと評価した教科書が選ばれました。

 

中学校はもう1年、今の教科書を使います。

中学校も4年目の採択替えの年で、育鵬社の歴史・公民を含む全教科書の継続使用が決まりました。既にこのホームページに集計とまとめをアップしてある、社会科の先生方を対象に行ったアンケート調査では、育鵬社の歴史・公民は、使いにくいという回答が8割という状況で、昨年の小学校のように「問題がないので」「あと1年だから」継続使用ということにならないよう、「みんなの教育ふじさわネット」の皆さんとも情報を共有しながら、現場の使用実態を踏まえて採択を行ってほしいと教育委員会に申し入れを行ってきました。

 もともと国からの通知に「使用実績を踏まえつつ、平成27年度採択における調査研究の内容を活用することも考えられる」とあるようで、藤沢市教育委員会は審議委員会でも「使用実績を踏まえる」プロセスを踏んでくれました。審議委員の中学校校長が、校長会でも確認したこととして、使用実績を報告し、その中で「教科書によっては使いづらさがある」と述べました。結論としては残り1年、しかも新教育課程の準備の時期なので継続使用が良いという答申になりました。この経過については、採択の教育委員会の場(31日)でも教育指導課の担当者から説明がなされ、「教科書によっては、使いづらさがある」ということが議事録にも残ることになりました。

来年の中学校の採択でも、今年のように先生方の意向が尊重され、使いやすい、子どもたちに保護者、市民も手渡したい教科書が採択されるよう、残り1年、知恵と力を合わせていきましょう。

藤沢の教科書・採択問題にとりくむ会(藤沢とりくむ会)のHPへようこそ!

子どもたちにとって教科書は、とても大切な教材です。毎日使う子どもたちへの影響の大きさは計り知れません。子どもたちに適切な教科書を選ぶことができるのは誰なのでしょうか。 

国連「ILO・ユネスコ 教員の地位に関する勧告」では、専門職である学校の先生は教科書の採択でも重要な役割が与えられるべきであると書かれています。先生の意向が尊重されるべきという考え方は国際標準なのです。 

さらには、教育当事者である保護者の意見も反映すべきことは文部科学省も指摘するところです。 

ところが、この藤沢市では、一部の教科で、先生や保護者の評価が大変低い教科書が採択されています。どうしてこのような事態になっているのか、ご一緒に考えていきましょう。

公民的分野の教科書
検定を合格している7冊の教科書

 

  公民的分野を発行している出版社は、東京書籍、教育出版、清水書院、帝国書院、日本文教出版、自由社、育鵬社の7社があります。

  2015年の教科書採択で藤沢市教育委員会は、公民的分野で育鵬社の教科書を採択したため、市立中学校では3,500冊の教科書が使用されることになりました。全国的にみると、横浜市(26,840冊)、大阪市(18,500冊)、東大阪市(4,600冊)に次いで4番目に多い冊数となりました。


歴史的分野の教科書8冊
検定を合格している8冊の教科書

 歴史的分野の教科書を発行している出版社は、東京書籍、教育出版、清水書院、帝国書院、日本文教出版、自由社、育鵬社、学び舎の8社があります。

 2015年の教科書採択で藤沢市教育委員会は、歴史的分野で育鵬社の教科書を採択したため、市立中学校では3,500冊の教科書が使用されることになりました。全国的にみると、横浜市(26,840冊)、大阪市(18,500冊)に次いで3番目に多い冊数となりました。